スピーチコンテスト出場希望のため、単発レッスンで発音矯正をご希望の高校生のレッスンを3日間連続で行っております。
発音矯正ご希望ですが、結局はほとんどの時間を
校正・書き直し
に使っています。
コンテストの種類にもよると思いますが、帰国子女と日本以外で住んだ経験のないお子さんを同じ枠で審査する場合、海外生活経験のある人が入賞している印象が強いと思います。そして、それを
発音の良さ
が入賞の理由だと考える人が多いかもしれません。
しかし、私は、やっぱり
文章力
にあると思います。
今回の高校生にも正直にお伝えしていますし、
留学を控えている高校生の指導を日頃していても、
また、ビジネス英会話の指導をしていても感じるのが、ほとんどの人が
『日本語をそのまま英語に訳している』
ということ。
ほとんどのお子さんがやってしまっている失敗・・・
この方法では伝わる英文になりません。
英作文は直訳ではダメなのです。通じません。
ちょっと一緒に考えてみましょう。
例えば、
I ate Ramen because it was cold today.
なんていう文。
直訳すると
「今日は寒かったのでラーメンを食べました。」
日本語だと、
(あ~、今日は寒かったから、身体た温まるラーメンを食べたのね~)
と理解してもらえます。
でも英文の
I ate Ramen because it was cold today.
では原因と結果が、支離滅裂になっています。
私なら
I ate Ramen because it is cold today and I wanted to eat something warm.
と言います、
I wanted to eat something warm だからこそ I ate Ramen なのです。
そして、それを言葉で明言する必要があります。
単にit is cold だからI ate Ramen ではないのです。
行間に隠れている感情や考えを英語では明確に言葉にする必要があります。
お分かりいただけましたでしょうか?
今日はここまで!