高校生英語スピーチコンテスト
2023年10月15日、令和5年度神奈川県高等学校英語スピーチコンテスト(決選)が開催されました。アシストイングリッシュルームの単発クラスを受講されたLちゃんが、第2位をいただきました!☆☆彡
1次審査でスピーチの作文(原稿)がスクリーニングにかけられ、そこで選ばれた学生が、決選の場でスピーチを行い審査をしていただく、という流れです。
1次審査の前に、Lちゃんのお母さまから当校の単発レッスンコースにお問合せをいただき、サポートさせていただくことになりました。短期間でお力になれるだろうか、、、という不安がよぎりましたが、当校に頼ってきてくださった想いを裏切らないようにベストを尽くすのみという気持ちで私も挑ませていただきました。
本人の作文に極力手を加えない形で、でも、自然な英文になるように校正をしました。スピーチする本人の気持ちが一番大切なので、削除した方が良い箇所や加えたほうが良い情報は、都度ご意向を確認しながらスピーチの原稿をより良いものに変えていきました。
英語スピーチコンテスト・英語弁論大会、というと、皆さん「発音」に意識が集中しがちですが、最も重要なのは「作文(原稿)」だと私は思います。では、どのような作文を目指すのがよいのでしょうか?
自分が精通しているトピックを選ぶ
スピーチのテーマが、自分が実際に見たことの無いもの、ニュースでのみ知っている情報、経験したことのない話は、自分で語るには「壮大」過ぎます。結局、内容が薄っぺらくなること必須なので、相手の心に響きません。自分が詳しくて沢山語ることのできるトピックを選ぶことで、審査員が「なるほど」と思ってくださるようなストーリーになります。
パーソナライズする
知識は少ないけれど、自分が語りたい話ってありますよね?興味がある環境問題とか、社会への不安とか・・・。興味があるからといって、かならずしも豊富な経験があるわけではありません。しかし、それは「パーソナライズ」することで解決できます。テーマを自分に関連させて話すのです。
・ 環境問題➡ 3年前に遊びに行った〇〇の地域の温度が今年はウンと上がっていて、温度の上昇を体感した(NG: 新聞やネットで読んだ話をつらつらと語る)
・ いじめ問題➡ 学校で起きたエピソード。自分がどう関わったのか。
批判はしない
誰か具体的な人・団体を批判するような内容は絶対にやめましょう。抽象的な表現を使ったところで「ん?自分も含まれる?」と聞き手は感じてしまいます。
次のブログでは、発音についてお話したいと思います。
今日はここまで!
お疲れさまでした!