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英文ライティングに必要なスキル3つ


最近のブログでお話している、文章の構成力

これは、ゼロから体系立てて学びなおしてもらう必要があるぞ!

と改めて強く感じております。


時を同じくして、留学支援会社さまより、授業の内容も高木が決めて授業を作って欲しいとご依頼がありましたので、ライティングの講座を何よりもまずは行いたいと思い、ただいま準備中です。


学校によって差はありますが、

中高、とくに高校では、必要以上に内容が難しい文章を学生たちに読ませる傾向があると思います。


・単語も難しい、

・内容も年齢に適しているのか疑わしい、


学生たちは、そんな文章を(少なくとも私が高校時代には)沢山教科書で読まされています(ました)。

当時の自分は、

内容が難しいために、理解できる日本語に頭の中で訳することに必死で、

肝心要の英文そのものに注意を払えていませんでした。


文構造が理解できているから訳せる:読解力


日本語訳を作れるというのは大切な力です。なぜなら、それは英文の構造が理解できているということに他ならないからです。

そして、英文の構造を知らないと、プロセスが真逆の「英文を書く」ということもできませんので、英文の構造の知識は、基本中の基本です。

この、英文法の知識をもってして、英文を理解する力が、読解力ですね。


さて、

読解ができる=日本語を英文に起こせる


とはいきません。


英文を書くのは別のスキル:ライティング力


日本語を英文にするのに必要なのは、ライティング力です。

「読解力」と「ライティング力」

言葉だって違うように、まったく別のスキルなのです。


当たり前じゃん?

という声が聞こえそうです。


さて、ライティングに必要な力はなんでしょう?

日本語で頭に浮かんだ伝えたいことを、ただ書けばOKってものではありません。


私は、ライティング力を身につけるには、3つのポイントがあると考えています。


英文ライティングに必要なスキル3選


① 文法力

・英語は【主語+動詞】の語順で文を作る

とか

・名詞の前には冠詞が必要

とか

・動詞の時制

とか


文法の基礎知識があって、英文を作ることができます。

これが、まず第1歩目。

少なくとも、単語が分かっていて(または調べて)

決まったルールにのっとって単語を並べれば、英文に仕上がります。


② 伝わる英文


頭に浮かんだ日本語を、①の知識を使って文型通りに仕上げたとき、

通じる英文になっているかが重要です。

日本語通りに、単語を英文の語順に並べ替えても、実は通じる英語になっていないことが多々あります。


その理由はいくつかありますが、今回はその理由は割愛して、解決方法だけお話しますと、

自分で英語を書いて、英語の達者な人やネイティブスピーカーに直してもらう

これを繰り返します。

これは、翻訳機やAIの文法チェック機能などを使ってもできません。自分の伝えたい内容と、英文がマッチしているかを確認する必要があるからです。

なので、初級中級レベルの人は、日本人の先生にチェックしてもらう方が良いでしょう。

自分の伝えたい内容を、苦しいながらも伝えるレベルの英語力がある人は、ネイティブスピーカーに確認してもらっても大丈夫です。


③ 文と文のつなぎ


単に、接続詞(and, but, howeverなど)を使おう!というわけではありません。

もちろん、基本の接続詞は全て覚えましょう。


大切なのは、

接続詞の使用・不使用に関係なく、

前の文と次の文がつながりを持っている文章に仕上げる力が必要

ということ。


繋がっていないように聞こえる原因は(今までの指導経験上)、説明する言葉が少なすぎるところにあると思います。

日本語では、あえて言葉に出さない部分も、英語では言葉にする必要があります。


上記の3点の解説と練習を、今回の留学支援会社さんでの講座で盛り込んでいこうと思います。

基礎の基礎から、徹底的に解説する講座にしますよ^^


今日はここまで!

お疲れさまでした!


英文ライティングに必要なスキル




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