スペルの発音方法
更新日:2019年11月2日
上級レベルの生徒さんでも、発音について改めて学びなおす時、
「気にかけたこともなかった」という事柄が浮かび上がることがあります。その代表例の1つが、スペルの発音方法です。
例えば、松本さんという方が外国人に名前のスペルを伝える時、
M, A, T, S, M, O, T, O
のように、1つひとつ区切る話し方は大変聞きにくいものです。
ちょっと考えていただきたいのですが、日本人同士で電話番号を伝えるときに、
0、9,0,1,2,3,4,5,6,7,8
と数字1つずつ区切ると、ぎくしゃく感が半端ありません。
090、1234、5678
のように、リズムよく息継ぎをしますよね?
同様に、松本さんも
ma, tsu, moto
と区切ったり、
mat, su, moto
のように2~4文字ごとの区切ってみて下さい。
なお、相手には「ひらがな」の感覚がないわけですから、例えば
飯塚さんというお名前の方が、
I, I, Zu, Ka
のように区切るのも、聞きにくい発音方法となります。
私なら、
Iiz, uka
と言うかな。