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英会話ぺらぺらになるには精読をしよう(1/3)

「精読」というプロセスを経て「音読」を繰り返す

精読あっての英会話力アップ

おはようございます。発音矯正・英語コーチの高木です。 すっかり秋の空で、空気の香りまでも1年の終わりの近づきを感じさせております。本当に1年があっという間ですね。

今回のトピックは、精読です。

英語を身につけるためには「精読」というプロセスを経たうえで、「音読」を繰り返す、という練習が欠かせません。音読だけではだめです。精読が大切なのです。 精読は、ネイティブ講師では対応しきれない、英語をゼロから学んだ日本人講師による、日本語での解説が必要となります。現時点で英語を英語「で」理解するのが難しいレベルの方で、ネイティブ講師と英会話レッスンをされている方は、日本語講師とのレッスンを受講されることをおすすめ致します。(お金と時間が許すのであればネイティブ講師とのレッスンを中断する必要はなく、ぜひ同時進行でなさって下さい。)



なぜ精読が必要か?

​自分に全くなじみのない言語を日本にいながらにして、たとえ毎日3時間聞き流しをしても、おそらく、学習方法を変更しない限り、私は半年後もその言語をまったく使えないと断言できます。実際、2年前、フランス語の音源を1日に2時間かけ流しにして試したところ、丸三日経っても、まったく文の意味を理解することはできませんでした。その後、1年間、日本人講師のフランス語レッスンを受けてみたのですが、単語の意味や文構造を教わるにつれて、音源も少しずつ頭のなかで、「完全雑音」の状態から、聞き取れる単語が1個、2個、と増えていきました。 それでも、文全体を理解するのは至難の業で、しかも1年で辞めると決めていたので、やめた後は滝の如く記憶の外に流れだし、今ではすっかり・・・ というありさまです。続けていれば、意味も音もクリアに理解できる箇所が増えるわけですから、継続的にその先生のレッスンを続けていれば、そして、自宅学習を怠らなければ、上達するだろうと確信が持てました。


現地で暮らしながらその土地の言語を聞く場合は、そこに状況(situation)が存在するので、聞き流し・音源かけ流しにも(多少)効果はあります。なぜなら、situationが大きな助けとなり、その文が何を伝えようとしているのか、理解ができるからです。

「その音・その単語・その文が、意味していること」

これをまずは理解しない限りは、たとえ毎日10時間、CDなりを聞き続けようとも、その音は海の波の音となんだ変わりはありません。眠くなっておしまいです。

​では精読はどのように行うか?

次の記事に続きます。

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