英会話上達のコツは動詞
更新日:2019年11月2日
こんにちは!アシストイングリッシュルームの高木です。
先日ノーベル賞を受賞された 本庶佑先生の「6つのC」が、メディアで取り沙汰されていますね 。テレビ番組によっては英単語が動詞と名詞を混同して表記しているものがあるので、このブログをお読みくださっている方は「あれ?テレビと違う??」という箇所があるかもしれません。マスコミでは日本語を全て名詞で表記しているようなので、このブログでは、まずは全て英語名詞表記でまいりましょう。
好奇心 curiosity
勇気 courage
挑戦 challenge
確信 confidence
集中 concentration
継続 continuance または continuationまたは continuity
ここで注目したいのは continuance, continuation, continuity の違い。
英和辞典で調べると、どれも「継続・持続・続けること」などと書かれてあり、日本語訳だけを見ると、違いが分かりにくいですね。Dr. Honjoご自身は、どの英単語で使っていらっしゃるのだろう?(そもそも、先生ご自身がこの6つのCを使っておられるのか、マスコミの方々によってできた6つのCなのか?)
これが良い例で、われわれ日本人は名詞を多用/駆使して、表現をしようとするのに対して、英語話者は動詞を使って表現をすることが多い、という傾向があります。日々の英会話レッスンを通して痛感するのは、この感覚が根本的に違っていて、それが生徒さんにとって英語を話す(作る)ことを困難にさせている、ということです。
事実、誰の言葉かは存じ上げないのですが、「動詞を制する者は英語を制する」とは、実に言い得て妙で、動詞のむずかしさは、(1)1単語で深い意味を持っている動詞の暗記が必要 (2)時制の細かさに慣れる必要 この2つに集約される気がします。
私の勝手な憶測ですが・・・
本庶先生の仰る「継続」は、pursue なのかな?と思います。
pursue= (動詞)~を追い掛ける、努力して~を達成しようとする、仕事などを続行する
または、立ち止まらないで!という意味で「継続」とすると、don't give up and keep on going という雰囲気とも思えますし。。。
いずれにしろ、Cでそろえられない私です(苦笑)