子音は、英語発音上達の近道

英語の指導をされている先生方、こんにちは。高木亜記です。

私が横浜で開いているスクールでは、発音集中のコースがあるのですが、最短3時間で終わる仕組みにしています。誤解されないよう説明したいのですが、これは3時間で発音の訛りがゼロになるほど激変する、という意味ではありません。そんな事が可能ならだれも高いお金をかけて留学もしなければ、英語の習得(スピーキング)に日本中がこんなに悩むこともありません。この3時間で、発音に関するルールを紹介し理解して頂きます。「え?特訓するのじゃないの?」と思われた方もいらっしゃるかも。そう、特訓はそのあとです。ひとまずルールを覚えれば、スクールを辞めた後でも自力で音の分析をすることができるのでそちらを優先するわけです。

「なぜこの文はこんな音に聞こえるのか」「なぜこの音は聞こえないのか」

と字面通りに聞こえない単語や文に直面した時に出てくる、そんな問いに、自分で解を出せれば、こんな便利なことはないでしょ?(ニコッ)

私は日本の学校教育で英語をゼロから学んだ人間です。その過程で記憶に残っていることの一つが、「母音の細かな音の違いを強調された」こと。例えば、appleの「あ」と、umbrellaの「あ」は異なる音。当時は「そんな違い、聞き取れるかーい」と心の中でツッコミまくっていました。日本語に比べ英語の母音はより細かく分けられ、またその音の違いもsubtle(繊細、微妙)なので、聞き分けられる耳を育てるのには多少時間がかかります。付随して、自分の英語発音が改善されたと感じるのにも時間がかかるということです。

更にいうと、

「母音=お国柄」

というのが私の持論で、英語を母語とする人々でさえ、国が異なると母音の発音は大きく異なります。(私の耳にはたとえばオーストラリア英語など聞き取れない単語が頻出します。留学した地や、国内の学習であっても自分の先生の出身国や使った教材の英語によって自分の慣れる母音の音は変わってきます。)よって、最初から母音を突き詰めて勉強・練習するのは、少々後回しにしても問題ないかと思います。

英語の音は、母音より子音の数の方が多いわけですから、それらを最初に改善する方が、全体的な音の精度があがるはず。単純に多い少ない、という議論以外にも、我々日本人は(ほぼ)すべての音に母音を入れて話しますから、無声音のような英語の子音を出すことは練習を必要とします。appleの「あ」が少々不正確なことと、mapを「マップぅ」と発音することを比較すると、通じる確率ゼロに近いのは後者でしょう。

私自身、英語の学習に遠回りをしたと感じるため、今学習をしている皆さんには、いかに効率よく確実に習得してもらえるか、というのは常に私の目標であります。今、英語を話すことに不慣れな人こそ、ぜひ子音の練習から始めてみてください。

長文、お読みいただきありがとうございました。

#発音矯正 #子音の発音

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