【#19 リスニング解説】雪山で(前半)
【リスニングテスト#19】雪山で
解説(音声解説は下)
➡ Sophie was skiing all by herself and having a blast. (ソフィーは一人でスキーをして、とても楽しい時間を過ごしていました。)
all by herself
✔ by herself:1人で、単独で
alone とほぼ同義です。日本語でいう「たった」一人で、の「たった」に相当するような、強調感を all を使うことで表現できます。
have a blast: とても楽しい時間を過ごす
日常(アメリカでは)頻繁に使われる表現です。
have a great time と同義です。
✔ blast とは、突風・爆発を表す単語です。ビュン!バン!というような勢いを感じさせる単語ですね。have a blast は感情・気持ちの上で、楽しいという感情に勢いを足したイメージです。
➯ The party was a blast! (パーティー、すごく楽しかったよ!)
➯ You should have come to the trip with us. We had a real blast! (私たちと一緒に旅行に来れば良かったのに。すごく楽しかったよ。)
➡ All of a sudden, she realized that she had been skiing off the trail for a while. (突然、彼女はしばらくの間、コースから外れてスキーをしていることに気付きました。)
all of a sudden: 突然
✔ suddenly と同義です。
その昔はall of the sudden という表現も使われていたと聞いたことがあります。今の時代ではall of a suddenが一般的でしょう。個人的には theを使っていることを聞いたことはありません。
ski off the trail: コースから外れて
この塊で暗記するも良し。でも忘れたときに思い出せない・・・というのは私の口癖ですね^^;
「彼女はスキーをしていた」➯ She was skiing
(どのように?)
「外れて」➯ off
(どこから外れて?)
「コース」➯ the trail
この思考で話すからこそ、She was skiing … off … the trail. (…の部分は考えている時間と思って下さい)という文が『結果的に!』完成するわけです。
➡ There was no one around her, and all she could see was snow. (彼女の周りには誰もいなかったし、見えるのは雪だけでした。)
all she could see was snow
✔ 見えたものは雪でした
というとするならば、What she could see was snow. と表せます。ここでは、『あちらを見ても、こちらを見ても、、、見えるもの(what)の全て(everything)は、ということをall という単語1つで表現できます。
全ては・・・all
どんな全て?・・・she could see
よって、all she could see という表現が仕上がります。
➡ She was terrified. (彼女は怖くなりました。)
terrified
✔ 感情は、自分の内側から出てくるように見えますが、英語の表現を見ると、感情というのは外的な要因によって、引き起こされる、という受け身的なものだと分かります。
➯ I am interested in this topic. (私はこのトピックに興味があります。)※ このトピックが私に興味を持たせている。
➯ Mom is excited about my brother’s wedding. (お母さんは兄の結婚式に興奮しています。)※ 兄の結婚式ということによってお母さんはわくわくさせられている。

listening test #19 skiing off the trail
リスニングテスト #19 解説
読み上げた文章はこちら⇩
Sophie was skiing all by herself and having a blast. All of a sudden, she realized that she had been skiing off the trail for a while. There was no one around her, and all she could see was snow. She was terrified.