高木亜記
2018年9月3日2 分
【その1】
その日、私は大学の友人と近所のhistoric site(史跡)を散歩していました。
「この建物はどれくらい古いものだろう」と思い
How old is this building?
と言うと、友人はこう返してきました。
Do you mean how long this building has been around?
私の文でも伝わるけれど、ネイティブスピーカーにとっては一般的でないということでした。
【その2】
その日、私は Dr. Boyle教授の車に同乗して、あるリハビリテーション施設に向かっていました。「あとどれくらい時間がかかるのかな?」と思い
How long more will it take?
教授は一瞬、?、という表情をして、こうおっしゃいました。
You want to know how much longer it is going to take?
Longにはlongerという比較級があるにも関わらず、moreを使ったことが今となっては謎ですが。。。上記文は、単語の選択はほとんど正しいけれど、文法的に少しoff(ずれがある)だったこともあり、相手にすんなりとは通じなかったわけです。(※ 会話がゆっくりと流れていたことで、相手がこちらの意図を組む時間が確保でき、確認してくれたおかげで会話が成立した一件です。早口による弊害に関してはこちらをご覧ください。)
相手に通じないほど発音が悪くない場合でも、仕上がった英文が英語話者と大きく離れていると、コミュニケーションがぎくしゃくします。読書をするなどしてインプットを増やすことも常に心がけたい点です。