高木亜記

2018年10月29日2 分

comeとgoの使い分け

comeとgoの使い分け

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comeは相手との距離が近づく。goは相手との距離が遠のく。

英語には主語があり、同じ内容を伝えるにしても何を主語に置くかは十人十色で、選んだ主語によって動詞は常に変化します。とすると、goが来る、comeが行く、などとガチガチな覚え方をすると無理が生じます。

comeは主語が相手の方に向かって動く、言い換えると、主語と相手の距離が縮まる印象があり、逆にgoは相手から離れてどこか別の場所に向かう、と考えるのがシンプルだと思います。では説明です。

comeの使い方

Can I come over later? 後で(あなたの家・あなたのいる場所)に行ってよい?(相手の家や相手の居場所に出向くので、これも相手との距離が縮まります。)

Hey! Come on in! やあ!さあ入って!(みなさんがこう言ったとしましょう。自分の部屋の中に相手が入るのですから、みなさんと相手の距離は縮まりますね。)

Sorry, but I can’t come to your party.  ごめんね、でもあなたのパーティーに行けないの。(主催しているyouの元へ行けない。肯定文で考えると=comeできた場合、相手のもとへ行くので距離は縮まります。否定文でcomeできない、となっています。)

goの使い方

(日本で会話をしている前提で)Hi Bob, I am going to NY next month on business.  ボブ、私、来月仕事でNYに行くよ。(日本からNYに行くと、つまり、会話の相手=Bob(日本)からは遠くへ行くことになります。距離が広がる感じ。)

(自宅で・家族に)Mom, I am going out with Mike tonight for a movie.  今夜マイクと映画観に行くね~。(会話の相手=母、からは離れて、マイクと映画に出かけます)

脱・日本語訳

上記の日本語訳のとおりで、特にcome = 来る、は言葉(音)としては成立しません。来るという「感覚」と言うのが正しいかもしれません。ですが、ここは日本語から考えるのではなく、話している相手との距離がどう変わるか、という考え方を新しく取り入れてみてはいかがでしょうか。もやもやしていた方は、これで少しスッキリしてもらえると幸いです。

#comeとgo #英会話

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